こんにちは、えむべえです。
地方都市で勤務医として働き、子供3人を育てながら、子供たちの教育費、妻と自分の老後費用などをコツコツ準備しているアラフォー医師です。
今日は、ツインバードという会社およびその製品について紹介したいと思います。
ツインバード工業株式会社は、ジェネリック家電メーカー
ツインバード工業株式会社は、新潟県燕市に本社を置く家電メーカーです。
医療業界では、ジェネリック医薬品という言葉、薬品が存在します。
CMでも見かける言葉ですので、ご存知の方もいらっしゃると思います。
「先発医薬品(新薬)の独占的販売期間の終了後に発売される、先発医薬品と同じ有効成分で効能・効果、用法・用量が原則として同一とされており、先発医薬品に比べて低価格な医薬品である。」(Wikipedia)
この言葉をもじって、家電業界には、「ジェネリック家電」という言葉があるとのこと。
定義は、
「大手家電メーカーの一世代前の技術を利用しながら搭載する機能を絞って低価格を実現した日本製の家電商品。」(Wikipedia)
とされています。
ツインバード以外の有名メーカーとしては、生活家電のアイリスオーヤマ、オーディオ機器の船井電機などがあります。
国産メーカーであり、品質も保持しながら、機能が多くなりすぎている感のある先発大手メーカーの商品と比べて、
機能を少なく、シンプルにすることで、低価格での商品提供を実現しています。
学生時代に必要家電が揃えられていたアパートを賃借していた時に用意されていた家電のひとつが、ツインバードの掃除機だったことを覚えています。
特に使い勝手も悪くなく、問題なく使えた、という印象でした。
このツインバードが最近、いろいろとスゴいと思ったので、記事にさせていただきました
ホームベーカリーがすごい
そもそも、えむべえ家は5年ほど前に子供に焼き立てパンを食べさせたい、という妻べえの希望から、
ホームベーカリーの購入を検討しました。
Panasonic、象印などの大手のものから、ツインバード、シロカなどの中堅メーカーを比較して、
音は気になるが、味には問題はなく、値段がお手頃という評価がされていた、ツインバードのPY-E631Wを購入しました。商品はこちらhttp://www.twinbird.jp/products/pye631.html
当初は、パンをコンスタントに焼くかどうかもわからなかった(こどもが気に入るかどうかわからなかった)ので、
あまり高いものを購入して粗大ごみ行きというのは避けたかったということが第一にあります。
音については、分譲マンションの1階に当時は住んでいましたが、室内では気になりましたが、
焼いているときにマンションの廊下に出ても音は聞こえなかったので、問題なしと判断。
夜中に焼くことが多いですが、稼働している音のせいで子供が起きてしまったことはありませんでした。
この5年間で月平均2回くらいの使用ペースだと思いますが、本体自体は全く問題なく稼働してくれています。
先日、中のパンケースの劣化が目立ったので、部品消耗品の交換をお願いしました。
本体自体は、生産が終了していますが、会社のオンラインストアに部品・消耗品のコーナーが設けられており、注文もスムーズです。
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最初、注文して届いたものが、少し部品のかみ合わせが悪かったので、お客様センターにメールで問い合わせたところ、すぐに連絡があり、
スムーズな交換もおこなっていただけました。
最初の注文から約1週間で完結できました。
肝心のパンの味ですが、このホームベーカリーしか知らないので、比較をしているわけではありませんが、
焼きたてであれば、朝食で家族5人で1斤を問題なく食べきれます。
コーヒーメーカーがすごい
ツインバード、さまざまな調理機器などをつくっています。
無印良品の良品計画と共同で製品開発をおこなっているものも多いようです。
無印良品のコーヒーメーカーは、2017年にテレビ東京「ガイアの夜明け」で紹介されていました。
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デザインは無印のものほどスタイリッシュではないですが、ツインバードのブランドとしてはこちらの商品もあります(2021年2月11日現在、品切れ中)
ジェネリック家電メーカーですが、こうした開発力、技術力があるようです
新型コロナウィルスワクチン用の冷凍庫がすごい
ご存知の方もおられると思いますが、新型コロナウィルスに対するワクチンが開発されていますが、
2021年2月時点では、どのワクチンもかなりの低温状態での保存が求められています。
元々、ツインバードはFPSC(Free Piston Stiring Cooling:フリーピストン・スターリング方式冷凍機)という事業を展開していたとのことで、
今回、モデルナ社のワクチン用の保存容器ということで受注を受けたようです。(契約は武田薬品工業と締結:2021年1月8日)
国策規模の受注を受けており、技術力に対する信頼性が高いといえます。
全部で4社(ツインバード工業株式会社、EBAC、PHCホールディングス、日本フリーザー)が受注しており、
ツインバードは5,000台と最も多くの製品を受注したようです。
今後もこのFPSCの技術を活用した製品が開発されていくことが期待されます。
株価の動きがすごい
これまでも、前述の「カンブリア宮殿」や「ガイアの夜明け」などのビジネス番組に取り上げられることで、一時的に上がることのあった株価ですが、
コロナウィルス蔓延、第1回の緊急事態宣言が出された2020年5月~6月にかけて株価は急上昇!!
7月~10月にかけて、元値近くに戻していたのですが、10月のワクチン開発のニュース、超低温での保存、輸送が求められるというニュースが出た時期から、
1,500円以上の株価推移を示しています。
信用取引での買い注文がとてつもなく大きくなっていることからの動きと思われますが、
元々持っていた方は、大きな含み益を手にされている可能性が高いです。
ただ、信用買残も大きいですので、それらが売られると株価は一気に下落するかもしれませんので、投資をされる方は自己責任でお願いします。
えむべえは、ホームベーカリーを購入した時に、これはいい商品だと思って株式購入を検討しましたが、
業績としてはそこまで将来性があると信じ切れておらず、購入していませんでした。
元値近辺(500円前後)まで下がることがあり、製品のクオリティーが変わっていないようであれば、購入を検討するかもしれません。
日本のジェネリック家電メーカー、技術力の高さという点で応援したい企業ではあります。
製品のコストパフォーマンスはいいと思います。
少しでも参考にしていただければ幸いです、それでは。