こんにちは、えむべえです。
地方都市で勤務医として働き、子供3人を育てながら、子供たちの教育費、妻と自分の老後費用などをコツコツ準備しているアラフォー医師です。
本日は、えむべえが勤務医に資産運用をお勧めする理由を記していきたいと思います。
元々、安定した一定水準以上のキャッシュフローがある
医師は勤務先によって幅はあるものの、研修医が終われば税引き前の年収は1,000万円は得られるようになります。
これは、同世代のサラリーマン、公務員などの職業の方と比べると大きい金額になります。
また、最近は働き方改革といわれ、残業しない、残業させない風潮が強くなっているものの、
経験が浅いうちは病院からの呼び出しがあれば、直接患者さんの診察をする必要がありますし、
経験を知識でカバーするための自己研鑽の時間を設けることで、お金を遣う場所、機会が少ないという要素もあります。
その反動で、遣う時にはパァーッとつかってしまうという人も多いように思いますが、、、
いずれにしても、少し気をつければ、安定した収入がありますので、その収入を活かす手はないということになります。
医師の仕事の大半は肉体労働
医師の仕事は様々ですが、主たる仕事は患者さんの診察、治療に対する対価になります。
実際に体を動かす治療である手術のような仕事以外にも、頭を働かせ、その知識を使って薬を処方したり、検査の予定を組んだり、画像検査の所見を読影したり、血液検査結果から診断を行ったりなどしても、
これらを形にする作業が必ず入るため、自分が動かなければ仕事がまわりません。
もちろん、書籍の執筆、薬剤の開発、機器の開発などに携わることができれば、印税や特許料を獲得できる方もいるかもしれませんが、
書籍の一部の執筆の場合の印税は分配されるので、そこまで大きくありませんし、
依頼原稿の原稿料は、1回のみの支払いとなり、自分がからだを動かして得る対価の獲得となります。
薬剤の開発、機器の開発については、企業との契約によりますが、
日本では、薬剤開発に関わる投資は、ほぼ企業がおこないますので、寄付金などはいただけるかもしれませんが、
特許の多くは企業に帰属し、特許料が開発者個人に入ることは少ない場合が多いです。
このように、自分が動かなくては所得が発生しないことが多い仕事になりますが、
医師の仕事は、経験年数に比例して多くなっていきます。
診療する患者さんの数だけではなく、
- 病院内での管理職としての仕事
- 学会発表、論文作成に関わる研究関連の仕事
- 医学生、看護学生、研修医などへの教育、指導の仕事
などなど、どんどん増えていきます。
そこに、当直、夜間の緊急呼び出しといった負担が重なり、勤務医の仕事に疲れてしまう先生が多い、となってしまうわけです。
もちろん、経験年数が増えれば収入も増えることが多いですが、年齢を重ねることで、夜に働いた負担が翌日以降に残りやすくなっていくのも事実です。
投資をおこない、不労所得を若いうちから積み重ねていくことで、例えば当直バイトの数を減らすことができることにつながり、日々のパフォーマンスの向上が得られる可能性があります。
長期的なインデックスのつみたて投資は勤務医の生活にマッチ
えむべえは勤務医の生活しか経験していないので、他の職種の方が仕事をしていないというわけではありませんが、
前述の通り、勤務医は呼び出しや当直など、嫌でも株価チャートに張り付きっぱなしということができません。
デイトレーダーでない多くの投資家の方にとって、株価のこまめなチェックをすることが、運用成績を悪くすることはよく知られています。
えむべえも、当直明けだったり、緊急呼び出しされた日の翌日、重症患者さんが亡くなられたり、峠を超えたりなどの時には疲れて知らず知らずのうちに眠ってしまうことが多くあります。
このような時は株価などチェックする余裕もないことがほとんどです。
今は多くのネット証券でつみたて設定ができますので、自分が疲れて株価がチェックできなくても、
設定しておけば一定のペースでETFや投資信託を買い付けしてくれるのです。
大まかな流れはチェックしておくべきだとは思いますが、株価チャートに張り付きたくても貼り付けないため、市場の上下動に流されずに投資を継続できる可能性が高いということです。
その際には、自分のリスクの範囲内での投資設定をおこなうことが最重要となります。
えむべえは、つみたての投資信託については、今では毎月末に運用成績をチェックするだけになっています。
投資開始の頃は、それこそ日々の基準価額の変動に一喜一憂していました。
つみたてを継続することでマイナスになることも少なくなりましたし、
万が一マイナスになっても、その分購入数が多くなり、プラスに転じた時のパワーにつながってくれると思えるようになりました。
これは、自分が働けるうちに投資を始めたことで、投資に慣れる時間が得られたことが大きかったと思います。
ですので、若い勤務医の先生には、ぜひ少額でいいので、若いうちから投資を始めることをおすすめしたいのです。
少しでも参考にしていただければ幸いです、それでは。
つみたて投資について、わかりやすく説明されている書籍です
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