こんにちは、えむべえです。
地方都市で勤務医として働き、子供3人を育てながら、子供たちの教育費、妻と自分の老後費用などをコツコツ準備しているアラフォー医師です。
今日の話題は、電力会社の変更についてです。
元々、利用していたのは中部電力ミライズのスマートライフプラン
これまでえむべえ家は、中部電力ミライズ(旧中部電力)の深夜料金割引プラン(スマートライフプラン)で契約していました。
新築時、電気工事を行ってくれた電気屋さんに聞いてみたところ、
「初期の不具合などがあった場合の対応を考慮すると、最初から後発の電力会社に頼むのはリスクがある」と言われましたので、
信ぴょう性は検証できていませんが、言われたようにしていました。
その後、とりあえず不具合は起きませんでした。
中部電力ミライズを利用するとして、どのプランにするかどうかを検討したところ、
妻べえが主婦で家にいるとは言っても、多くをこどもとの散歩や買い出しをしていたりして、日中の電気消費量が多くないこと、
えむべえが帰宅してからパソコンで仕事をしたり、朝早くに妻べえが起きて活動することが多いことなどを考慮して、
夜間(22時から8時)までの料金が16.30円/kWhと安く設定されているプランにしました。
このプランでは、以下の様に電気料金が設定されています。(基本プラン)
・平日昼間(デイタイム:平日10時から17時):38.71円/kWh
・平日朝夕、土日祝日日中(アットホームタイム:平日は8時から10時、17時から22時、土日祝日は8時から22時):28.52円/kWh
・夜間(ナイトタイム:全日22時か8時):16.30円/kWh
また、ナイトタイムを「朝とく」(23時から9時)、「夜とく」(21時から7時)に設定変更することもできますので、
えむべえ家は、夜とくプランで契約していました。
このプラン、比較的優秀なプランのようで、特に夜間電力を使う場合には後発会社との差が小さいようで、
他社の対面での見積もりの際に、このプランを利用していることを話すと、
先方から見積もりが打ち切られるということが2回ほどありました。
とてもお得ではないが、大きく損をしているということでもないようなので、このままでもいいかと考えていましたが、
後に述べる料金体系のわかりにくさがあったことと、
住み始めてから1年半以上が経過したので、もう大きな不具合は起きないだろうと思い、
楽天経済圏で主に生活しているえむべえは、楽天でんきへの切り替えを画策していろいろと調査していました。
楽天でんきは、基本料金0円、電気料金も一律設定
スマートライフプランのお得さは、少しわかりにくい印象があります。
時間帯によって料金が変わるため、どの時間帯で利用したかによって、月ごとの計算がしにくいです。
夜に長く仕事をしていたな、と思っても、料金が安いため、それほど電気料金が上がらなかったり、
平日、こどもが家で過ごす時間が多くなったこの1年間は、昨年比で電気料金が一律上昇していました。
緊急事態宣言という特殊な状況であったためですが、単純に電気を使ったらお金がかかったという判断がしづらいのが、特徴だと思います
(一言にそれが利点というわけでも欠点というわけでもないとは思います)
また、基本料金も1487円かかっていまして、仮にまったく使用しなくても支払い料金が発生することになります。
一方で、楽天でんきは、エリア別の料金設定で違いはありますが、一つのエリアに対しては、従量料金(使用した分にかかる料金)がプランごとに一律に設定されています。(動力プランは基本料金がかかります)
えむべえの地域は、中部プランになり、以下の様に料金設定がされています。
・プランS:基本料金0円、従量料金26.50円/kWh
・プランM:基本料金0円、従量料金27.50円/kWh
・動力プラン(大型エアコン、業務用冷蔵庫使用など):基本料金695円/1kWh、従量料金21.40円/kWh
動力プランは、事業者向けでしょうか。
えむべえ家はIHクッキングヒーターを利用しており、普通型のエアコン2台で家全体の空調をまかなっているため、
60A以上電力を消費する時間帯があり得るため、プランMの契約で検討することとしました。
ガス併用のご家庭で、お住まいの方の人数が4人までであれば、プランSで問題ないと思います。
料金シミュレーションしてみた
2021年2月23日現在、楽天でんきの新規受付を停止していることから、楽天でんきサイト内の料金シミュレーションページは閉鎖してしまっていますが、
えむべえは契約変更前にこのページで料金シミュレーションをおこないました。
現在だと、価格.comやエネチェンジなどのホームページでシミュレーションが可能です。
必要な情報は、ある月の電気使用量と家族の人数、昼間に家に人がいるかどうか、夜間電力を使うかどうか、などです。
えむべえのシミュレーション結果は、中部電力のスマートライフプランと楽天でんきでは、それほど差がないという結果でした。
表示画像を残しておけばよかったんですが、年間で2,000円程度のお得という結果だったと思います。
ただ、このお得の内容は、ポイント還元などを加味していないものでした。
楽天でんきでは、電気料金200円につき1ポイント(0.5%)の楽天ポイントが還元されますし、
支払いは楽天カードなので、100円につき1ポイント(1.0%)の楽天ポイントが還元されます。
えむべえ家の2020年の電気料金は約18万円だったので、約2,500円のポイント還元が得られる計算になります。
また、2021年2月23日現在、楽天でんき利用で、楽天市場での買い物で付与されるSPUポイントがプラス0.5%になるため、
2020年実績で楽天市場で購入したのは約36万円だったので、約1,800ポイントが付与される計算になります。
合計すると、年間で約4,300ポイントが還元される計算になります。
電気料金そのものの差と合わせると年間6,000円程度の固定費削減が得られる計算になります。
初回の利用料金明細が到着
2020年の11月下旬に手続きをして、12月8日に電気会社の切り替えとなりました。
切り替え前後での生活は全く変わりありませんでした。
請求については、カード会社の支払いということでやや遅く、12月8日~1月8日までの電気料金の請求が、2月20日頃にきたという感じです。
その請求金額はこちら
利用量:923kWh
従量料金:25382.50円
燃料費調整額:-5741.06円(-6.22円/kWh)
再エネ発電促進賦課金:2750.00円
合計:22,391円
でした。
参考までに、昨年の1月は、合計828kWhの電気使用量で、21,642円の請求でした。
このときの燃料費調整額は、-3.45kWh、再エネ発電促進賦課金は、2,442円でしたので、
単純な電気料金は、19,200円(基本料金込み)でした。
いろいろ計算すると、電気料金での比較はやはり同じ程度といった印象ですね。。。
まとめ
中部電力ミライズから楽天でんきへの電力会社変更についてまとめてみました。
中部電力ミライズのスマートライフプラン自体も悪いプランではなかったようだということが改めてわかりました。
まず1年間楽天でんきを利用してみて、実際の利用金額について評価してみようと思います。
大事なのは、考えて行動して、その行動が思った通りの結果になったかどうかを確認して、
修正して次の行動につなげることだと思います。
少しでも参考にしていただければ幸いです、それでは。