お金の勉強

【資産運用】NISA口座のロールオーバーの受付が始まった!

こんにちは、えむべえです。

地方都市で勤務医として働き、子供3人を育てながら、子供たちの教育費、妻と自分の老後費用などをコツコツ準備しているアラフォー医師です。

本日の話題は、NISA口座のロールオーバーの受付が始まったことについて、です。

ロールオーバーとは?

そもそもロールオーバーとは、なんなんでしょうか?

ロールオーバーは、金融経済用語で、保有しているポジションを取引最終日までに一旦決済し、期限以降のポジションを新たに作り直すことをいいます。(iFinanceより引用、一部改変)

すなわち、NISA口座でのロールオーバーは、NISA口座の非課税期間の5年間が終わる最終日(12月31日)までに一旦決済し、1月1日以降のポジションが新たに生まれるということになります。

2020年年末が期限のロールオーバーは、2016年の1年に保有した投資商品(えむべえは個別株のみ)が対象になります。

ロールオーバーをするメリット、しないメリット

えむべえ、恥ずかしながら今回ロールオーバーを初めてすることで、ロールオーバーについて理解が深まりました。

ロールオーバーをすると、保有している銘柄が引き継がれるのですが、前述したように、一旦決済されるので、2020年の年末の評価額で引き継がれます。

ロールオーバーする予定の銘柄の合計評価額がこの時点で非課税投資可能金額である120万円以上だと非課税投資枠はすでに使い切った状態となります。

一方で、合計評価額が120万円以下の場合は、120万円から評価額を差し引いた分が残りの投資可能額として新規の買い付けができることになります。

具体的に言うと、えむべえは2016年にトヨタ自動車、日本信号、スタジオアリスの3銘柄の買い付けをおこなっており、total 900,300円の投資をしていました。

そのうち、トヨタ自動車、日本信号はすでに売却済みです。

えむべえ、勘違いしていたのですが、2021年にロールオーバーした際にはすでに売却した分は復活しないと思っていましたが、

一旦決済するということなので、今のままでいくと、保有しているスタジオアリスの2020年年末の評価額を差し引いた分、2020/10/16時点で計算すると、

評価額196,700円を差し引いた分、1,003,300円の非課税投資可能額が生まれるということになります。

えむべえ、2016年から投資を始めたのですが、当時は配当を非課税で受け取ることを目的とするのか、値上がり差益(いわゆるキャピタルゲイン)を非課税で受け取ることを目的とするのか、がはっきりしていませんでした。

売却した銘柄は、いずれも利益確定で売却したので、約15万円の利益をもたらしてはくれましたが、もう少しうまくできたのではないかと反省しています。

たられば、になってしまうので、あまり過ぎたことを言っても仕方ないんですけどね。

スタジオアリスは、現状は含み損の状態です。

これを年末までに売却して、投資可能額を増やして2021年を迎えるべきか、20万そこそこなので、そのまま保有していくか、少し迷っています。

NISA口座自体のデメリットとしてよく挙げられるのですが、NISA口座で売却しても損益通算ができません。

スタジオアリス自体は、コロナで大打撃を受けており、業績はしばらくは厳しそうです。

今年度の配当は頑張ってくれるようですが、今後の見込みはかなり厳しいと見ておいたほうがいいと思っています。

一方で、株主優待の写真撮影券は、撮影料+特典がつきますので、家族写真を残すきっかけになるという意味では、保有を続けてもいいのかなと思っています。

非課税投資可能金額を増加させるか、含み損の銘柄の場合は売却時の損益通算を考慮するか、含み益がある銘柄の場合は売却時の売却益の課税を受け入れるか、ということが判断の材料になるでしょうか。

非課税投資可能額の復活を知らなかった時点では、配当を非課税で受け取り続けるメリットしか考えていなかったので、そのままのロールオーバーしか考えていませんでした。

最終的には投資は自己判断となります。

家計の中での投資の優先順位も検討要素のひとつ

えむべえ家の投資の優先順位は、妻べえと相談して決めています。

  1. こどもの教育資金としての預金(1人につき月2万円)
  2. 生活防衛資金の維持(約500万円)
  3. 家族ひとりひとりのつみたて投資信託(1人につき月1万円)
  4. 妻べえのつみたてNISA(月2万円)
  5. こどもたちのジュニアNISA(1人につき年間20万円程度)
  6. えむべえのNISA

こうなっています。

2020年は、やや収入が減ったため、余剰資金の確保も思うようにはいきませんでした。

また、来年、賃貸している部屋からの退室が見込まれていますので、空室期間がどうなるかが読めないので、現金の保有割合を増やしています。

株式、債権のいずれも割高感もあるので、あまり焦って買い付けなければいけないということもありませんしね。

ゆっくり相談しながら資産運用を進めていこうと思います。

着実なリターンを得ながら、リスクをとりすぎないように、皆様に情報を発信していければと思っています。

 

最終的にとりとめのない話になってしまいましたが、NISAのロールオーバーについて考えなければいけない時期になったということが伝わればうれしいです。

少しでも参考にしていただければ幸いです、それでは。