こんにちは、えむべえです。
地方都市で勤務医として働き、子供3人を育てながら、子供たちの教育費、妻と自分の老後費用などをコツコツ準備しているアラフォー医師です。
今回は、こどもの習い事のピアノ、その練習について私見を述べていきます。
えむべえは、幼少期、自分もピアノを習い事としておこなっていましたが、
その頃の苦い経験を踏まえた上での私見になります。
また、この記事は、ピアニストを目指すための方向けの指導方法ではなく、
こどもの教育という観点で、どういったことに気をつけながら練習につきあうかということを書かせていただいています。
ひとりで練習をさせない
最初から非常に難しいことを述べています。
多忙な生活の中で、こどもに習い事の練習や宿題は、自分一人でしてもらいたい、一人でするものだと思われる方もいると思います。
しかし、えむべえの息子については、これは難しいです。
もともと、ピアノはえむべえが結婚式でサプライズをしようとして練習するために購入した電子ピアノがあったので、
息子が小さい頃からピアノに接することはありましたが、
自分から弾いてくれるなどということはありませんでした。
始めるきっかけは息子の従姉妹が始めたことから、自分からやりたいと言い出したことではありますが、
この年頃のこどもは、同年代の友達がやっていることを自分もやりたいというものの、
いざ練習となると、最初から自分からはできません。
こんな息子ですが、今は毎日、朝、夕にピアノを練習してくれ、宿題としてだされてくる課題を毎週クリアしています。
始めてからまだ8ヶ月程度なので簡単な曲ばかりだからとも思いますが、
毎日練習することが一因だとも思っています。
そして、この毎日練習することにつながることは、
親が練習になんらかの形でつきあう
ということです。
えむべえは、当直明けでない日の朝は、10分程度ではありますが、
息子の練習につきあっています。
最初から上手に弾けるわけではないので、楽譜によく間違えるところをマークしたり、注意書きを書き込んだりしています。
夕方は、妻べえが夕食の準備をしながら、練習を聞いてくれているようです。
えむべえの家は、ダイニングキッチンにピアノが置いてあり、練習に付き合うことが可能です。
えむべえは一軒家に住んでいるのですが、建築の際、こどもが勉強、遊びをする際に、
親の目の届くところで遊んでくれるように設計をお願いしました。
えむべえが子どもの頃は、ピアノの練習をしても誰かが聞いてくれるわけでもなく、
褒めてくれるわけでもない、という状況下で練習していました。
団欒の時間に弾くと、テレビの音声が聞こえないのでその時間は弾いてはいけない、ということも言われていました。
それを経験していたため、息子のピアノ練習には誰かが必ずつきあうようにしているのです。
最初の練習から上手に弾けるまで練習しなくていい
何を当然のことを、と思われるかもしれませんが、
練習につきあうと、全部でなくても、この部分までは間違えずに弾けるようになってほしい
レッスンまでの時間を逆算したら、ここまでは弾けるようにならないと間に合わない
などを親が計算してしまうかもしれません。
その目標を達成できるまでしっかりとやらせてしまい、弾けないとイライラしてしまう、ということはないでしょうか。
えむべえも1,2回イライラしてしまった頃がありました。
理論的に正しいかどうかはわかりませんが、経験上これはよろしくないと思っています。
今は、ある程度の弾き方、音符、手の運びを覚えたら、全然できていなくても、長くても30分以内で練習を終えています。
すると、翌日の練習では、前日の最後に弾けていなかった部分をすらすらと弾けるという現象が多々起こります。
睡眠することが大事なのか、時間をあけることでこどもが自分なりに解釈してくれるのか、はわかりませんが、
少なくとも夕方の練習で妻べえからスパルタ指導されているということはなさそうです(笑)
1日でできなくても、2,3日の間には、ラーニングカーブが急上昇する場面が現れます。
なので、大事なことは、練習を嫌いにならずに、毎日少しの時間でいいから継続することだと実感しています。
正しい弾き方を知ってもらうことは大事ですが、それを実際にできなくてもいい、ということです。
今回の記事で一番言いたかったことはこの部分で、勉強でも他の習い事、日常で新しくチャレンジすることなどに通じることだと思っています。
最後はやっぱり、褒める
褒めることはとても大事です。
大人には、褒められなくてもやらなければいけないことがあったり、
やって当然と言われることがたくさんあります。
子供でも、褒められなくても自分で勉強したり、習い事の練習をしたりする子はいます。
しかし、親に褒められて嬉しくない子は少なく、
自分がやったことを認めてもらったという実感が得られると、
こどもはそれを継続してくれるようになります。
もちろん、他人に喜ばれることだけを選んでやるという打算的な子にはなってほしいわけではありませんが、
小学生低学年くらいまでは、こどもは素直ですので、褒められて嬉しいことを単純におこなってくれるようです。
褒める内容は、もちろん、上手に弾ければそこを褒めてあげればいいと思いますが、
上手に弾けなくても、
練習をしたということ、
ピアノの前に座ったこと、
10分練習ができたこと、
自分が間違えやすい場所に気づけたこと、
こんなことでいいと思います。
大事なのは、こどもがやっていることに対して、前向きなリアクションをすることだと思います。
いわゆる自己肯定感を高めることにつながるんでしょうか。
専門的なことはわかりません!笑
えむべえのこども教育が正しいかどうか、結果が出るのは、まだまだ先ですし、
こどもたちがどうなったら正解だと言えるのかはわかりませんが、
今の所、こどもはピアノを弾くことが好きでいてくれて、えむべえと練習することが好きでいてくれているようです
これからも可能な範囲で一緒に練習していきたいと思います。
少しでも参考にしていただければ幸いです、それでは。